絵本「みつあみちゃん」

「みつあみちゃん」
         くみこ(文と絵)  大日本図書  2008年


主人公の女の子は、お母さんに三つ編みをしてもらうのが大好きです。
「みぎから キュッ キュッ。
 ひだりから キュッ キュッ。
 おかあさんと わたしの おと。」
でも、女の子の家にはもうすぐ赤ちゃんが生まれるので、
女の子は複雑な心境です。


幼い「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」は、
赤ちゃんにお母さんをとられそうで不安だったり、
現実にお母さんが忙しくなって寂しかったり、
でもちょっと大きくなった気分が嬉しかったり、
小さな赤ちゃんを可愛く感じたりするでしょう。


そんな不安と期待と成長が、
可愛い絵と優しい文章で描かれます。
ぜひ、「お姉ちゃん」をだっこして読んであげて下さいね。