絵本「ゆうこのキャベツぼうし」
先日すごく懐かしい絵本を、
思いがけず、図書館の新刊コーナーで見つけました。
「ゆうこのキャベツぼうし」やまわきゆりこ作 福音館 2008年
- 作者: やまわきゆりこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2008/05/25
- メディア: ハードカバー
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1997年4月1日発行の月刊誌「こどものとも」のハードカバー版です。
畑のおばさんにもらったキャベツを抱えて歩いていたゆうこ。
お日さまが照ってきたので、
キャベツの葉っぱを一枚はがしてぼうしのかわりにかぶりました。
そうやって歩いているうちに、
こくまやこぎつねと次々と会い、
みんなキャベツぼうしを欲しがるので、
一枚ずつキャベツをはがしてみんなでかぶって遊んでいたら、
おおかみがやってきて・・・。
この絵本は次女の大のお気に入りでした。
これを読んだあと、キャベツを買ったとき、
一番外側の、いつもは捨てる葉っぱを
「キャベツぼうしにする?」と次女にかぶせてあげたら、
それはそれは嬉しそうに、でも少しはにかんで、にんまりと笑いました。
次女があまり喜ぶので、
それからしばらく、キャベツを買うたびに
一番外側の葉っぱは、次女の「キャベツぼうし」になりました。
あれは3歳か4歳頃のことだったでしょうか?
その次女も14歳、中学2年になりました。
久しぶりに見かけたこの絵本を、リビングにおいていたところ、
部活から帰った次女がすぐに発見し、
「あ〜!! これっ! 知ってる!!」と大喜び。
さっそく絵本を開いてながめながら、
「あたし、これ好きだったよね〜」としみじみとつぶやきました。