2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

第三集「こんにちはむし」「こんにちはねこ」「こんにちはいぬ」

じんぺいは家の外へ飛び出します。 ありやくもやてんとうむしに話しかけ、 (『「こんにちは あり」おれ しっぽ ふる。 「こんにちは いぬ」あいつ あたま ふる。』 猫を観察して自分を振り返り、 (『あいつ ときどき きから おりられない。 おれ はじめか…

第二集「ゆうたとかぞく」「ゆうたのおかあさん」「ゆうたのおとうさん」

ゆうたくんちの家族が紹介されます。 「おかあさん」と「おとうさん」では、なかなか鋭い観察眼を見せるじんぺいに、 思わず苦笑することも。 (『おかあさん たべては はかる。 おれ たべては ねる。』) (『おとうさん ときどき もんく いう。 おれ だま…

第一集「ゆうたはともだち」「ゆうたとさんぽする」「ゆうたのゆめをみる」

ここには、じんぺいとゆうたしか出てきません。 犬のじんぺいと人間のゆうたの違いが、絵と短い文でユーモラスに対比して描かれます。 笑う・泣くなどの行動を表わす言葉、 (『おまえ わらう。 おれ しっぽふる。』) パンツ・くつした・帽子などの服の名前…

「ゆうたくんちのいばりいぬ」 きたやまようこ作 あかね書房

ゆうたはともだち(ゆうたくんちのいばりいぬ 1)きたやまようこ作出版社 あかね書房発売日 1988.10価格 ¥ 714(¥ 680)ISBN 4251000854bk1で詳しく見る ゆうたくんちの「いばりいぬ」じんぺいの絵本です。 じんぺいはシベリアンハスキーという種類なの…

吉田秋生『ラヴァーズ・キス』 小学館(フラワーコミックス)(おっと、これも文庫ですね)

ラヴァーズ・キス(小学館文庫)吉田秋生著出版社 小学館発売日 1999.09価格 ¥ 630(¥ 600)ISBN 4091911838bk1で詳しく見る 今日の真打ちは吉田秋生の連作集。男の子と出会う女の子の話。その彼女を見つめる女の子の話。男の子を見つめる男の子の話。愛…

池谷理香子『近距離恋愛』『もしもあなたがいなければ』 集英社(ヤングユーコミックス)

都会の片隅でも、地元の田舎でも、見知らぬ他人でも、お互い知り尽くした幼なじみでも、恋をしたら自分が剥き出しになってしまう。だから痛くて、だから優しい。そんな「ちょっと大人」な恋の物語の連作&短編集。

ステップ3:ちょっと大人の恋??

一条ゆかり『女ともだち』 集英社(リボンコミックス)(これも文庫になってました)

女ともだち 1(集英社文庫)一条ゆかり著出版社 集英社発売日 1999.11価格 ¥ 590(¥ 562)ISBN 4086174839bk1で詳しく見る 一条ゆかりさんと言えば『有閑倶楽部』? それとも『プライド』? ずっと第一線で活躍する一条さんはすごい。ドラマの緩急の付け…

吉野朔美『月下の一群』『月下の一群PART2 前編・後編』 集英社(ブーケコミックス)

(現在は、文庫で手に入るようです)月下の一群 1(集英社文庫)吉野朔実著出版社 集英社発売日 2001.04価格 ¥ 600(¥ 571)ISBN 4086176696bk1で詳しく見る 「優秀な一族の中で一人できそこない」というコンプレックスをかかえる鞠花は、極度の人見知り…

大野潤子『ボタモチを探して!一〜三』 小学館(フラワーコミックス)

創業300年の和菓子屋の一人娘亜月は、店を継いでくれる婿養子募集中。実は片思い中のクラスメイトがいるのだが、告白できずにお友達止まり。そこに眉目秀麗成績優秀スポーツ万能ながらちょっと性格が歪んだ氷取沢(ひとりさわ)が、和菓子弟子入り志望者…

ステップ2:懐かしめのマンガ(最近のマンガは読んでない、という方)

早稲田ちえ『家族のモンダイ』『最後の楽園』『バージンショック』講談社(講談社コミックス)

早稲田ちえの短編集。中学生・高校生の恋のお話です。どれもその年頃のヒリヒリした感覚が鮮やか。とんがって、てんぱって、全力で生きている感じがクセになります。絵は好き嫌いが分かれるかもしれません。もし気に入ったら早稲田さんの「NERVOUS VENUS」も…

とよ田みのる『ラブロマ1〜3』 講談社(アフタヌーンコミックス)

ラブロマ 1(アフタヌーンKC)とよ田みのる出版社 講談社発売日 2003.09.22価格 ¥ 530(¥ 505)ISBN 4063143309bk1で詳しく見る これだけ少女マンガではありませんが、本当に初々しくカワイイ! ほんわかした、と言って、ベタベタ甘くない、不思議なテ…

ささだあすか『恋について語ってみようか1・2』 白泉社(花とゆめコミックス)

「好きとはなんぞや」という大命題(?)に悩む少女・三島里香(17)。「巷にいっぱいあふれている人の中で ある一人の特定の誰かを好きって 何でそういう状態になれるんだろう?」感情よりもその分析をしてしまうおとぼけ少女里香ちゃんの、スローな恋の行…

ステップ1:まずは、かる〜くウォーミングアップ。

番外編:ママのための恋愛マンガ特集

今日はバレンタインデーにちなんで、「恋のお話特集」です。 児童文学ではなく、敢えてマンガにしてみました。 いつも子どもたちに良いお話を、と願っているママさんたち。 小説を一冊読む時間がなかなかとれない、という方もいらっしゃるでしょう。 そんな…

「黄色い目の魚」 佐藤多佳子 新潮社

黄色い目の魚佐藤多佳子著出版社 新潮社発売日 2002.10価格 ¥ 1,575(¥ 1,500)ISBN 4104190039bk1で詳しく見る バレンタインデー直前ですね♪ 我が家は娘が二人もいるのに関心がなく、今年も「友チョコ」の準備に余念がありません。 母としてはちょっと…