大野潤子『ボタモチを探して!一〜三』 小学館(フラワーコミックス)

創業300年の和菓子屋の一人娘亜月は、店を継いでくれる婿養子募集中。実は片思い中のクラスメイトがいるのだが、告白できずにお友達止まり。そこに眉目秀麗成績優秀スポーツ万能ながらちょっと性格が歪んだ氷取沢(ひとりさわ)が、和菓子弟子入り志望者として現れ、亜月の婿養子候補に。亜月の父にとっては「棚からボタモチ」のような良い話。でも亜月は「たとえ90%のボタモチが棚から降ってきても、あたし自分のボタモチは自分で探す」と宣言。さて、亜月の恋は? ちょっと古風な絵で学園ラブロマの王道が味わえます。